舞台「福」に憑かれた男
2023年3月1日~5日、東京にて公演された舞台「福」に憑かれた男のBlu-rayを
当店で取り扱うことになりました。
本編127分、特典72分、 税込 7000円 (東京舞台製作株式会社/発売)
追加公演ふくめて10公演、チケットはすぐに完売したので
観れなかった人が多いとおもいます。
そんな方に、ぜひ観ていただきたいBlu-rayです。
僕は運よくチケットが取れたので観ることができました。
本と同じように、長船堂書店の状況がどんどん悪くなり、
秀三が困りはてるところから始まります。
昔の自分がフラッシュバックしてしまい、もうそれは舞台ではなかった。
自分の過去が再現されてるようで、開始すぐから涙が溢れ出しました。
「こんなところで泣いてはいけない」と堪えようとすればするほど
ヒク、ヒクっ!と肩が揺れました。
なんとか冷静になって舞台として見れたのは、3分の1くらいが過ぎてからのことです。
その間、舞台で何があったのかあまり記憶がありませんでした。
今回、Blu-rayになった舞台を観てやっと全体を把握しました。
それでも涙は出ましたが。
小説が原作の舞台を過去に何本か観てますが、一番よくできている舞台だと思いました。
原作に忠実でありながらも、舞台ならではのおもしろさが随所に織り込まれています。
役者さんのチカラと言いましょうか、原作では得られなかったメッセージやエネルギーを感じました。
おそらく、どなたが観ても「何度も観たくなる舞台」であり、
その都度「元気がもらえる舞台」だとおもいます。
そして僕の願望を加えるなら、この舞台を観たひとと早く話したい。感想を共有したい。
まずは、舞台「福」に憑かれた男 Blu-rayを観てください。
「福」に憑かれた男 Blu-ray
喜多川泰/原作、三浦祐介/脚本・演出
こんぶ店長