本を読む速さについて
「わたし本読むの遅いんです・・」と肩を落とすひとが多い。
読書にたいしてプレッシャーがあるのでしょう。
「店長さんは速読で読まれてるのですか?」ともよく言われます。
私は速読法をいくつか習いましたが、それを使って読むことはほとんどありません。
なぜなら、速読法を使わなくても、読みつづけているとかってに速くなるからです。
毎日ジョギングすれば、そのうち速くなるし長く走れるようになるのと同じです。
そもそも、「読むのが遅い」など脳が否定的な状態で速く読めることはありません。
努力することは悪いことではないですが、長く続かないとおもいます。
「速く読みたい」と思えばおもうほど、
左脳が優位になり「速く読めない」結果を招きます。
「この本おもしろそう」とか「読書たのしい」とか「この作家さん大好き」とか、
ポジティブな感情、右脳で読むほうが結果的に速く読めます。
自分が好きなジャンル、好きな作家の本を読んでいるときは自然に加速します。
そんなとき、もはや「読んでいる」という感覚ではありません。
自然に速くなるので「速く読もう」とか「遅い」とか考える間もありません。
無我夢中、無心、無欲だから脳が発揮して速く読めるのです。
いかがでしょう、少しは肩の荷が下りましたか?
もしまだ「でも自分は遅すぎる・・」など思うようでしたら
一日の読書量を増やしてみるとよいです。
週に1冊を目途にしてるひとは、週に1冊読めないでしょう。
1日に1冊を目途にしてるひとは、1日に1冊読めないでしょう。
じゃあ、どうすればいいか。
1日3冊と決めるのです。
そうすると、1日に1冊しか読めない日があったり、2冊読める日があったり
慣れてくると3冊読めるようになります。
もちろん多ければ良いというわけではありません。
読んだものをどれだけ覚えているか、身に付いたか、
その辺は次回お話します。
お読みいただきありがとうございます。
こんぶ