本を読んでもすぐ忘れるという現象について

悩むことではありません。反省も要りません。
誰でもふつうにあることです。

「忘れる」ということを前提で、
・ノートに書く
・繰り返し読む
・声に出して読む ←耳から入ってくるので
・誰かに話す、アウトプット
するしかないです。

読んだことを忘れない方法は無数にありますが、
それはまたにするとして、
ここでは読書に対してのプレッシャーや罪悪感をなくすために書かせていただきます。

たくさん吸収したい気持ちも、忘れたくない気持ちもわかります。

しかし、残念ながら脳の仕組みからすれば
どんなに気合いを入れても、どんなに覚悟しても、忘れるものは忘れます。

逆に、何も意識せず読んでも、残るものは残ります。

前者も後者も、同じだけの量のこります。

もし気合や覚悟で記憶力が何倍にもなるなら、誰もがもっと勉強できるはずです。
いい大学にも行けたはずです。

写真は、今月発売になる尾崎里美さんの新刊のゲラです。
読む限り、この本を「今」広めることが私の使命だと感じたのです。
今必要な内容です。
そう思えば思うほど、この本の何を伝えるか、どうやって伝えるか、考えます。

一度読んだだけでは「凄い本」、二度読んでもこの本を多くのひとが待っているのはわかるけど、
自分の言葉にはまだできない。
だから3回、4回と読みます。

本屋って、本が出るたびにゲラがもらえるわけではありません。
ご縁があってのことです。
だからこそ大切に取り扱いたいのです。
私が「おもしろそうな本とはおもえない」伝え方をしたら、
この本の可能性を止めてしまうことになりますので。

たくさん吸収したい本、忘れたくない本に出会えたことは幸せなことです。
そこまで意欲的になれてる自分の姿もうれしいことです。
1回でと思わずに、何度も読んでください。
古本屋に売ったりせず、いつも手の届くところに置いておいてください。

次回は、アウトプットについて書きます。

こんぶ

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