本が読めない理由 1

本が読めないには理由がある。

圧倒的に多いのが、「時間がない」「忙しい」である。

気持はわかる。忙しいと読めない、当然である。
しかし反対に、忙しい人ほど本を読んでいるという事実もある。

本をたくさん読んでいるひとは、決して暇があって読めるのではないし、
1時間2時間のまとまった時間が空いている人でもない。

じゃいつ読むのか? それは20分とか10分の隙間時間です。
仕事の合間、移動の電車の中、朝起きて出勤するまえ、夜寝る前・・

常に本は手元にあってすぐに出せる状況で、僅かな時間でもあればさっと取り出して本の世界に没頭できる、その才能がある人なんです。

これは読書にかぎらず、勉強ができる人は僅かな時間でも勉強する、仕事ができる人は僅かな時間でも仕事する。

「10分くらい読んだって大して進まないから読まない」という人は一向に読める時間を作れない。
今やっていることを辞めて次のことを始めるときの「気持ちを切替える力」が必要なのです。
本が読めるひとと、読めないひとはここの差だとおもいます。

いつやってくるか分からない隙間時間のために常に手元に本を置き、
時間が空いたらまず本を開いてみる。
はじめは雑念があっても、読み始めたら次第に集中力は出てきます。
時間の問題で没頭できます。

作家、喜多川泰さんは、1日1%習慣を変えると人生が変わるとおっしゃいます。
24時間の1%は約15分です。
今まで読書の習慣がなかったひとが1日15分本を読むようになると、人生は劇的に変わります。
私はそんな人をたくさん見てきました。

店主

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