青山美智子さん新刊「人魚が逃げた」
11月15日発売予定!
毎日、多数の新刊が出ますが、人を無条件に幸せにする本っていいですね。
僕は、青山美智子さんのことを「国民幸福度を上げる作家」と呼んでます。
誰の人生にも、イタイ経験はあります。
自分で癒せるものとそうでないものがあります。
本によって癒されることももちろんあります。
青山さんの小説が面白いのは、自覚していなかった傷を癒してくれることです。
本当は知らなかったのではなく、見たくなかっただけなんだと思います。
傷口に塩を塗るようなお話ではありません。どんな自分も肯定してくれるお話なのです。
今回の新刊「人魚が逃げた」、名作「人魚の涙」と交差します。
姫を探して銀座をかけまわる王子と、王子に遭遇した登場人物とのやりとりがおもしろい。
2冊読んだ気になれます。
この作風は、新しいカテゴリーかも。青山さん挑戦されたなぁと思いました。
「人魚が逃げた」(PHP研究所刊)11月15日発売予定。
ご予約承ります。
こんぶ店長
▼本はこちらから購入できます。
人魚が逃げた
青山 美智子/著
▼ご紹介のYouTubeはこちら。